伝説の勇者の伝説 第１話「昼寝王国の野望」
かつて存在したという勇者が世界各地に遺した遺物を見つけ出して
ローランド帝国に持ち帰るという任をローランド帝国国王・シオン
アスタールより命じられた万年無気力青年ライナ・リュートと
美しいが傍若無人な無敵の女剣士フェリス・エリス。
ローランド帝国から少し北のネルファ帝国の森でライナとフェリスが
ネルファ兵と出くわしていた。ライナは複写眼を使い、ネルファ兵の
魔法攻撃に応戦、ネルファ兵に自分達はただ勇者の遺物を探しに来ただけだと
説明するが、フェリスはネルファ兵を一瞬で撃退してしまう。
隠密行動なのに、自分達の目的をべらべらしゃべるライナに呆れ顔の
フェリス。
とにかく、この２人、ライナの持つ特殊な瞳「複写眼（アルファ・
スティグマ）」とフェリスの卓越した剣技で先々に現れる敵？に応戦し
勇者の遺物が眠る遺跡を目指していく・・
途中、団子屋に寄った時の二人の会話と団子屋のおばちゃん曰く、
ローランド帝国の国王シオン・アスタールは英雄王と呼ばれてイケメンで
人気があるらしいのだが、親友であるライナにとっては、面倒な仕事を
押しつけてきた張本人であり、フェリスにとっては団子を人質にとって
脅してくる？極悪非道の冷血漢らしい。ライナとフェリスはこの件に
関しては意見が合い、シオンをそのうちしめてやろうと誓い合うｗ
クラースベル伯爵邸に到着したシオン達、少年はシオンの計らいで妹を
取り戻す。前の王が死んだ後も、クラースベル伯爵や、他の貴族達が強大な
権力を握ったままのさばり続けている事を苦悩するシオン。
暴れ続ける巨大な遺物を回収する術もないので、このままほっといて帰ろうと
するライナとフェリスだったが、ふと見ると、フェリスの胸には見たことが
ないペンダントが。聞くと、そのペンダントは遺跡の中で拾ったのだという・・。
すると、ペンダントが光りだし、上空に高く上がり、巨大遺物に向かって
攻撃？を繰り出し、巨大遺物もそれにむかって攻撃・・二つの攻撃が
ぶつかり合って、二つとも相殺された・・後には山が一つなくなっちゃった
風景が・・と思ったら、巨大遺物の方はまだ倒れてなく、再び暴れ出す。
逃げるライナとフェリス・・。
伝説の勇者の伝説1～11巻セット著：鏡貴也(富士見書房)伝説の勇者の伝説1～3巻セット原作：鏡貴也／作画：長蔵ヒロコ／キャラクター原案：とよた瑣織
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