祝福のカンパネラ 第1話 流星群の夜
眠り続ける人間型のオートマタのミネットは、眠りながらずっと
考えていた・・・ いつか目覚める時が来て、目覚めたら、その時
自分の近くに居る人をまず幸せにしてあげようと。
ノストラム地方の最北端に位置する貿易都市「エルタリア」
様々な国の人々、様々な国の商人が集まるこの街は世界の宝物庫とも
呼ばれています。今は収穫祭の準備であわただしく、さらに今年は
７年に一度の流星群の年。街を訪れる人々の波も途絶える事がありません。
そんな賑やかな街の片隅に、この物語の中心舞台でもある冒険者クラン、
「Oasis」があります・・・・。
今日は７年に一度の流星群の日、「Oasis」に所属する面々やそこに
集まる人々も、その日を楽しみにしていた。
エルタリアの宝石と呼ばれOasisのマスターでもある公女カリーナは
幼なじみのレスターを誘って祭の準備で賑やかな昼間の街に出る。
中央広場では自称世界一の人形師のアニエスが自作オートマタを駆使し
見事な大道芸を披露しており、それにカリーナが協力、アイテム技師の
レスターもオートマタに目がないため、３人は仲良くなる。
まだ泊まる所がないというアニエスはOasisにステイすることになり
みんなでOasisに帰ると、レスターを出迎えたのはレスターの母の
シェリー。シェリーの外見は超若く、とてもレスターの母親には
見えないが、れっきとした母親らしいｗ そこに、シェリーの知り合いの
神殿騎士、チェルシーもやってきて、みんなでさっそく、今夜の
パーティ会場に繰り出す事に。
パーティ会場はカリーナの計らいで街で一番高い場所を押さえてあり
そこへ向かう面々。すると、Oasisの向かいのクラン、トルティアカンパニーの
双子の姉妹、トルティア姉妹が現れる。どうやら姉の
サルサはレスターの
事が好きらしい。いまの所、レスターの事を好きなのはこのサルサと
カリーナだが、これから増えていくんだろうｗ
大聖堂の屋上に着いたレスター達が到着すると、すぐに星が次々と
流れ出し、パーティが始まる。レスターが天体望遠鏡で星を見ていると
流れ星の一つがレスター達へ向かってまっすぐやってくる。
流星はエールの塊で質量はないから大丈夫だとシェリーは言い、その
流星はレスター達の上を通り過ぎ、大聖堂の塔に落ちる。
思わず、大聖堂の塔へ１人走り出すレスター。大聖堂の塔に何があるのか
シェリーは知っている？感じ。落ちたエールの光が漏れる部屋の扉を
開けて、レスターが中に入ると、その部屋の中央に置かれたベッドの上に
１人の少女が眠っていた。エールの光がキラキラする中、レスターが
少女に近付くと、少女はゆっくり目を開ける。 目を開けた少女は
近くに居たレスターを見ると、嬉しそうに「パパ！」と言って
抱きついてくる。
『祝福のカンパネラ』 ベッドシーツB 【チェルシー】 (タキ・コーポレーション製)『祝福のカンパネラ』 ベッドシーツD 【アニエス】 (タキ・コーポレーション製)
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